消されたライセンス
残酷シーンがあるということで、シリーズ初の全米R指定となる。そのひとつがこちら。
ボンドさんの盟友 C I A のフェリックス ライターが、サンチェス一味に拉致され、魚類蓄養場へ。
床のハッチを開くと、床下はサメの蓄養生簀となっていた。
サメに襲われ、片足を失う。手前の大きな頭がサメ。これは、いかにも「張りぼて」感があります。
ライターがサメに襲われたという事が分かり、付近の飼育場を聞き込み調査。そのときの会話です。
ガード:今日はもう閉めたよ。
ボンド:わざわざロンドンから来たユニバーサル貿易です。
ロンドン動物園の依頼でホオジロザメを求めに。
ガード:はあ~? なんだって~?
クレスト:構わん、入れてやれ。
この時ボンドさんは、Regent's Park Zoo(ロンドン動物園)の依頼で charcharadon carcharias(ホオジロザメ)
を探していると言う。すらすら学名を言えるところ凄いですね。それを受けてガードは「???」、クレストは「入れてやれ」となる。
こういう細かいところまで筋書きがしっかりしてないと、見てる側が ???? となることが時々あります。脚本って大事ですね。
ただ残念ながら、英語字幕に間違いあり。正確には、Charcharodon です。(細か過ぎ)
敵の居場所を確信し、夜に再び忍び込む。
途中、格子の下からサメが出てきて「今晩わ」。
いかにもの張りぼてですが、よく見るとサメに特徴的な眼の瞬膜がちゃんとあります。眼を保護する白い膜ですが、これがあるのでサメの目って薄気味悪いのですよね。
裏切り者のキリファーを逆にサメ生簀の上に吊るす。
待ち構えるサメ。いかにもの張りぼて。サメというよりシロイルカのようです??
「餌くれ~~」。ガマガエルのような顔ですが・・・
現金200万ドルの紙幣とともにキリファーは海の藻屑となって消えるのでした。
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